沖縄北部観光情報コミュニケーションサイト > Feelやんばる > 認定ガイドと行く世界自然遺産登山（ツアー限定弁当付き）

認定ガイドと行く世界自然遺産登山（ツアー限定弁当付き）

2021年7月26日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録されました。沖縄本島の登録地域は生物多様性が認められた北部3村（国頭村、大宜味村、東村）で、日本全体の面積のわずか0.1％以下でありながら、鳥類では約半分、在来のカエルでは約4分の1が確認されており、高い割合を占める生物の種が生息しています。

本ツアーではまず世界自然遺産登録地域内に位置する伊部岳を、山岳ガイドのスペシャリストの説明を受けながら登ります。昼食には地域の「郷土料理」や食文化が詰め込まれた手作り弁当をご用意。昼食後にはやんばるのシンボル、「ヤンバルクイナ」の説明を聞きながら見学します。

一歩足を踏み入れるとそこは世界自然遺産登録地域。五感を使って「生物の躍動」や「生物の多様性」を実感してみましょう！！

伊部岳は、標高351.8ｍの山であり、山の中腹には樹齢３００年以上、高さ１８m以上の「オキナワウラジロガシ」という「おきなわの名木百選」に登録された木があります。「オキナウラジロガシ」は首里城再建のために使用され、本ツアーの見どころである「オキナウラジロガシ」は、築城材として利用された木の生き残りとの言い伝えがあります。枝や根を四方八方に広げた堂々とした出で立ちは、やんばるの世界自然遺産の雄大さを表現しています。

また、その木ノ実である「どんぐり」は大きなもので約4cmあり、日本最大の大きさを誇ります。「どんぐり」は野生イノシシなどの山で暮らす生き物の食料となり残ったどんぐりは森を作る木々となり、森全体を支えている重要なものです。

※ツアーの特徴として、1ガイド6名までの人数制限をし、オーバーツーリズムを抑制しています。これは環境負荷を抑えて行うエシカルな環境に配慮した共生型ツアーです。

伊部岳は世界自然遺産登録地内のため、この地域に住む多くの貴重な動植物を見ることが出来ます。

ヒカゲヘゴ、食虫植物やヘビ、トカゲ、ヤモリ、トンボなど季節によって、様々な生物を見ることができます。ツアー中にヘビが足元にいたりしてビックリ！ドッキリ！することがあるかもしれません。

　伊部岳にはイノシシやハブなど危険な生き物が生息しており山の知識のない方には危険な場所です。やんばるの動植物を守るためだけではなく、参加者の安全も確保する上で本ツアーでは山岳ガイドのスペシャリストがご案内致します。

※ツアーの特徴は、安全を第一に、足元が悪い場所では早めに注意喚起を行うなど、最大限の注意を払いながらご案内します。

ツアーの昼食であるお弁当は、大人気「クバかご弁当」です！！

お弁当の中身は、地域の食文化である「郷土料理」。山や海など地産の材料や旬なものを生かし、工夫して食べられてきたものが詰まっています。伊部岳の登山中に学んだ食材がそのまま使用され、お弁当を食べながら地域の食文化を学ぶことができます。作り手の食にこだわる思いや一品一品丁寧に作られている優しさが伝わるお弁当を、是非この機会に召し上がってみてください。

お弁当の器は、山で取れたクバを編み込んだ「くばカゴ」。食べた後のくばカゴは、本ツアー参加者皆様への特別なお土産です。お持ち帰りいただき是非ご自宅でご使用ください。クバかごがやんばるの食と自然を思い出すきっかけとなれば大変ありがたいです。

このツアーでしか食べられない「クバかご弁当」。食べてみたい方は是非参加してみてください。

※食材は地元のもので作られているため、フードマイレージが少ない地産地消で、プラスチックを使用していないなど、環境に配慮したエシカルなお弁当です。