北部(やんばる)の花 紹介
最終更新日:2022年02月03日
沖縄北部やんばるには、サクラを始めとして、多くの花が咲き誇ります。
各市町村で見たきれいな花を紹介させていただきます。
この花は最近ノビレチンの効果が体に良い!って評判のフルーツ「シークヮーサー」の花です。
果実は見た方、いらっしゃるかと思いますが、花はなかなか見れないですね。
沖縄で生産されているシークヮーサーですが、沖縄の観光地ではほぼ見かけることができず、北部の山中に行かないとなかなか出会うことは出来ません。
その中でも、花は1年に1度、3~4月の間にしか咲かず、沖縄県民でも見たこと無い人が多いかもしれません。
こんな感じで小さくてきれいな花なんですよ。
これは鳳凰木という木です。
花は6月から7月頃から開花し始め、10月頃まで鮮やかなオレンジ色の花「ホウオウボク」を望むことができます。その色鮮やかな姿、まさに伝説の鳥「鳳凰」ごとし!!
沖縄だからこそ楽しめる鮮やかなオレンジ色をぜひ見てほしい。
ちなみにこれは名護市のブセナテラスの近くにある大きな鳳凰木です。
名前は台湾での現地名で、漢名の「月桃」の読み方です。また、花の蕾が桃のような形をしていることから「月桃」と名づけられました。荷をくくるのに使うことから大東島や八丈島では「ソウカ」、小笠原諸島では「ハナソウカ」とも呼ばれる。
沖縄県ではサンニンとも呼ばれます。北部でもよくみることが出来ます。
淡い黄色の美しい花「オオハマボウ」。沖縄では「ゆうな」と沖縄方言で呼ばれています。
日本では種子島、奄美、屋久島、沖縄などの熱帯地方に分布しています。主に海岸付近に生える樹木で、沖縄などでは防風林、防砂林、公園樹、街路樹などで利用されています。
高さが 4~12m くらいになる樹木から分岐した細枝に沢山の花をつけます。
花の色は、朝に開花して、咲き始めは淡い黄色で、徐々にオレンジ色になり、夕方になると落下してしまうという不思議な性質の花。葉っぱはハート型で可愛いです。
「ユウナ」の由来は、「ユナ」というのが「海岸の木が多くある場所」という意味の沖縄方言らしく、そこにオオハマボウが沢山生えていたので「ユナに生える木」で「ユウナ」になったそうです(諸説あり)
開花時期 6月~8月です。やんばるで見ることが出来ますよ!
沖縄の夏の夜に咲くサガリバナです。
6月末から7月後半くらいが見頃です。花びらは明け方には散ってしまいますが翌日には別のつぼみが
咲き始めるので毎日のようにサガリバナを見ることができます。
なんとも言えない甘い香りがするので暗闇でも咲いているのが分かります。
沖縄ではハイビスカスをアカバナーと呼んでいます。公園の花壇や庭に咲いている花で身近に咲いている花のひとつです。伊江島ではハイビスカス展示棟があり1000種類以上のハイビスカスが色とりどり咲いていて見ごたえがあります。
沖縄にひと足早く春を告げる桜、沖縄の桜は濃いピンク色が特徴の「リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)」です。1月中旬から2月上旬にかけて咲きます。全国で最も早く開花することで知られています。散歩しながら、ドライブしながら、色鮮やかな桜が見れます。
「伊江島ゆり祭り」はゴールデン期間中に行われ、公園一面に咲き誇るテッポウユリで、海や空の青とのコントラストも美しく、甘い香りも楽しめます。100万輪のゆりの花が咲き誇り、色とりどりのゆりの花も堪能できます。
ツツジは、季節が春から初夏へと移っていく中で山や川岸などで朱、紫、白など鮮やかな色の花を咲かせます。ツツジの仲間は、日本に40種程度が自生しているそうです。北部東村では、3月上旬から、春の訪れを体感できる豊かな自然と色とりどり5万本のつつじの中を満喫できます。
オクラレルカは大宜味村喜如嘉地区の水田を利用した畑にあります。花の見ごろは4月上旬から中旬。大人の背丈ほどある高さです。オクラレルカは、本来、葉の部分だけを生け花用として出荷され、花を咲かせることはありませんが、喜如嘉では、15年前から地元農家の好意で花を咲かせ、このオクラレルカ畑が出来ました。今では、オクラレルカの花見に、沖縄本島から沢山の人が集まってきています。
伊集(イジュ)の花は5月から6月頃、梅雨の季節に花を咲かせます。なので梅雨の花とも呼ばれています。イジュはツバキ科の植物で常緑高木。たかさ20mぐらいにもなる木です。花に近づくと、ほんのりあまい香りも漂い安らぎます。
トックリキワタは原産地は、ブラジル中南米部、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンなどの南アメリカ中南部です。10月下旬〜12月上旬に花が咲き、樹高20mに達する落葉高木で、幹がその名前が示すように、トックリ状に膨らんできます。
スポットインフォメーション
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沖縄北部全体で見られる花 |
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