シーサー! 起源はスフィンクス?

最終更新日:2021年03月05日

沖縄に来たらやっぱりコレ!というものの中に、「シーサー」があります。

シーサーは沖縄ならではのお土産として知られるようになり、キーホルダーやストラップ、小さな置物などいろいろありますね。また、 シーサーを自分で作る体験スポットなどもあります。
このシーサーですが、なぜ「シーサー」という呼ばれているのか?どこから伝わったのか?なんで屋根の上や門柱に置かれているか?ご存知でしょうか?

シーサーは、沖縄の方言で「獅子」のことを意味し「守り神」「魔除け」「福を呼ぶ縁起物」 として大事にされてきました。屋根や門柱、玄関、屋根、村落の高台などにシーサーを置く習慣が今でも受け継がれています。

このシーサー、実は起源は古代オリエントやインドで権力の象徴として作られていた「獅子」、いわゆる百獣の王ライオンだと言われています。エジプトのスフィンクスがシーサーの起源だという説もあります。
1470年頃には、首里城に石獅子が設置されていた記録もあり、その頃権威の象徴であったシーサーは長い年月をかけて、沖縄の一般庶民の生活の中に魔除けとして定着していったとされます。

シーサーは今でも沖縄県民に愛され、家の守り神として、沖縄を象徴するキャラクターとして親しまれ、いろんな場面で色々な形のシーサーが活躍しています。
古代オリエント文明に起源を発し、沖縄にたどり着き親しまれている「シーサー」。あなたの家にも魔よけとして、また沖縄の思い出として置いてはいかがでしょうか?

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