色濃く残る沖縄の伝統文化-自然と共生する暮らしの知恵

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北部地域では、中南部と比較して沖縄の伝統的な居住環境が残されています。住居及び正門は一般に南面し、正門と母屋の間には屏風状の前隠し「ヒンプン」があります。
母屋の中は通例東側から床の間のある一番座・二番座の裏側は裏座と呼ばれ、寝室や子供部屋として用いられました。

基本的には、家、屋敷の東側は聖的な空間、西側は俗的な空間と考えられています。家屋敷は、気候的・地理的な条件から台風や暑さへの対策がとられていました。

軒は低く、屋敷囲いはフクギや石垣、生垣をめぐらせており、これらは防風や防火対策であると同時に、直射日光をさえぎり、屋敷内を快適にする働きをもっています。
また、伝統的な屋敷の敷地内や周囲には「アタイ」と呼ばれる家庭内の菜園があることが多いです。

「アタイ」は大小さまざまな規模であるが、主に自給用に野菜類を植えていることが多くなっています。 戦後、1960(昭和35年)頃を境に木造住宅が次第に姿を消し、鉄筋コンクリートの住宅へと変ってきました。

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