自然と祖先を崇め、ニライカナイからの豊穣を祈る!

北部地域は亜熱帯の自然環境や空と海が美しいことで知られますが、毎年襲来する台風、潮害など自然の驚異にさらされてきました。大自然の力を前に、人々はひたすら自然を崇め、豊穣を祈願する以外に方法はありませんでした。

集落には、「御嶽(ウタキ)」と称される聖地があり、地域の拠り所として崇められ、大切にされてきました。御嶽は樹林の茂る丘、岩山または林地など自然地形であり、集落の周囲に位置しています。 一般家庭では祖先を祀る位牌があり、祖先の男女複数が祀られます。

また、また、血縁関係でつながる親族集団の事を「門中」(方言:ムンチュウ)と呼びます。門中は祖先祭祀集団としての機能が強く、清明祭では祖先にかかわる古い墓所を拝みます。

また、海の彼方には「根元の国」かつ「充ち足りた国」が実在すると想定した人々は、そこをニライカナイと呼び、良い作物や魚群、慈雨、各種の文化、子供までニライカナイの神や使者によって授けられ、さらには船旅の守護もなされると信仰してきました。
各村にはこの神を祀る御嶽や遥拝所が海辺に設けられています。

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