まずは行ってみよう! 21世紀の森公園

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「浦々の深さ 名護浦の深さ 名護のみやらびの 思いふかさ」
(深く入りこんだ湾はたくさんあるが最も深く入りこんで美しいのは、名護湾だ。しかし、それにもまして名護の娘たちの情けも深い。)
これは、本部ナークニー(道ゆき歌、しまうたの一種)の歌詞に詠まれるこのフレーズは、昔日の舟人たちの思慕の念のこもった歌詞といわれています。

名護市の前面に広がる名護湾は、美しい弧を描きやんばるの山々に囲まれています。
湾奥にある名護市街地の海岸沿いに名護浦公園があります。名護浦公園は、市民から親しみをこめて「21世紀の森公園」と呼ばれています。(略して21(ニーイチ)公園と呼んだりもします)

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この「21世紀の森公園」は、当時の市民のいろいろな思いが込められているのです。
名護湾岸では1972年(昭和47年)の埋立工事により、市街地前面の海岸が埋め立てられました。(現在の国道58号線あたりから海側)
当初、住宅地となる予定でありましたが、当時の市役所若手職員が中心となり、市民参加で土地を再生するとした「21世紀の森」公園計画が1974年に描かれました。翌年5月には多くの市民が参加して防風・防潮林の植樹が行われたそうです。

石積みアーチ

公園計画は、ニライカナイ思想や聖域の空間構成をコンセプトにとりいれられ、周囲の名護岳や嘉津宇岳、恩納岳などの山々や名護湾に臨む空間配置などに配慮されているとのことです。
公園全体は埋立地であるにも関わらず、緩やかな起伏を帯びています。また、曲線や沖縄伝統の石造文化などが随所に取り入れられています。
特に、公園内にはグスクを模した屋外劇場がありますが、アーチ門の向こうに名護湾と対岸の山々が眺望できる魅力的な空間配置となっています。

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開園は1977年(昭和52年)、26haに及ぶ敷地には、野球場、体育館や屋内運動場、サッカー場、ラグビー場、野外ステージ、ビーチ、あけみおスカイドームなど多彩な施設を有しています。特に野球場はプロ野球・北海道日本ハムファイターズの春期キャンプ地として知られています。

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市民参加で創られた公園は、21世紀になった現在、名護湾と周囲の山々に囲まれた緑豊かな公園として訪れる人たちに健康と憩い、美しい名護湾の魅力を伝える公園として親しまれています。
国道58号沿いにあって、観光コースとして通ることが多いと思います。ぜひ一度立寄って、名護湾を望む魅力的な空間を堪能してみてください。

スポットインフォメーション

スポット名

21世紀の森公園(名護浦公園)

住所

沖縄県名護市大南二丁目1番25号

連絡先

(0980)52-3183

営業時間

窓口受付時間:午前9時から午後9時30分まで (日曜日は午後5時まで) 各施設の利用時間はHPを参照ください http://www.city.nago.okinawa.jp/4/3857.html

定休日

年末年始

駐車場

あり

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